ファミリーリーダー育成

いい職場はいい家庭から

現在、テレワークの導入による家時間の増加や男性の育児参画など、家庭内で過ごす時間が大幅に増加しています。ある調査では、夫婦の会話に不満があるという人は、5割近く存在するといわれており、家庭内のコミュニケーションが一つの社会課題となっています。

会社と家庭の境界が薄れつつある昨今、社員のウェルビーイング(肉体的、精神的、社会的に良好な状態)を向上させ、組織のパフォーマンスを高めようという取り組みも次第に増えてきています。

これまでの活動から、プライベート、特にパートナーとコミュニケーションが円滑な人は仕事のパフォーマンスも高いという傾向が見えてきました。プライベートと仕事はつながっているのです。

本プログラムは、ビジネスで有効だと実証されている理論などを応用し、家庭内でも活用できるように開発しました。会社として個人のウェルビーイングを高めるサポートが行えるだけではなく、修得したスキルを職場でも活用し、職場全体のウェルビーイングを高めることにもつながります。

こんなお悩み解決を支援します

  • ウェルビーイング経営を実践したいが何から実施したらよいかわからない
  • ウェルビーイング経営を更に推進し、業界をリードしたい
  • 産休・育休取得予定の社員がいるが、どのようなアドバイスをすれば良いか悩んでいる
  • 福利厚生の一環として、社員のプライベートも支援したい
  • 社員の企業への愛着(エンゲージメント)が低いと感じている
  • 社員のコミュニケーション力を高めたいが、今までの取り組みではあまり効果がなかった
  • 管理職の部下との関係構築力やチーム運営力を強化したい

家庭内コミュニケーションのセオリーを修得

中国の古典『大学』には、修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)という有名な言葉があります。まずは自分を修め、家庭をととのえ、国家を治め、天下を平和にすべきだ、という先人からの教訓です。現代に合わせて捉えなおすと、国家は職場、天下は社会と言い換えられると思いますが、この昔から伝えられている教訓を現在実践できている人はどれくらいいるのでしょうか。

私たちはまだ深く着手されていない、家庭内コミュニケーションの分野に着目しました。
家庭内コミュニケーションの学びが広がり、活性化することこそ、人を輝かせ、社会に貢献できる本質的なアプローチだと注目し、フレームを構築しました。まずは自分を修め、家庭をととのえ、それを持って職場も良好にし、社会に貢献していくという修身斉家治国平天下の本質的なアプローチを通して、個人をモチベートし、組織や社会へも良好な影響を与えることを推進していきます。

ビジネスの理論や経験を家庭に応用

コミュニケーションや組織設計に関する様々な研究や理論、また私たちのコンサルティングの経験を活かして家庭内コミュニケーションに応用できるように体系化しました。
3つの土台と3つの役割としてまとめた新しいコミュニケーションフレームです。3つの土台とは「情緒安定」、「傾聴」、「伝達」、3つの役割とは「奉仕者」、「経営者」、「冒険者」を指します。パートナーに対して、またお子様に対して、習ったその日から実践できると好評のこの3つの土台と3つの役割をトレーニングでは順序だててお伝えし、家庭内リーダー、ファミリーリーダーを目指します。

*講師派遣型研修で、受講しやすい半日コースから、1日コース、研修+1on1コースまで幅広くご用意しています。ファミリーリーダー育成に少しでもご興味があれば、ぜひ一度お問い合わせください。